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治打撲一方

江戸時代に日本で作られた方剤で、桂皮、川芎、川骨、樸樕、甘草、大黄、丁字の7味から成ります。治打撲一方はその名の通り打撲後の痛みや腫れ、内出血に使う駈瘀血作用がある方剤で、親知らずの抜歯後や歯周外科手術後の顔面の腫れや内出血に対しても有効です。

桂皮、川芎、樸樕には鎮痛作用、川骨には利水作用、内出血吸収作用、組織修復作用、丁子、大黄には微小循環改善作用、桂皮、樸樕、甘草、大黄には消炎作用があります。これらの働きの全てに打撲後や術後の腫れ、痛みを改善させる効果があります。

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