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口腔がん

お口の中にできるがんは、その多くが舌や歯肉にできる扁平上皮癌です。しかしながら、唾液腺にできる腺癌、リンパ節にできる悪性リンパ腫、骨にできる骨肉腫や骨髄腫、また粘膜にできる悪性黒色腫も少なからず見られます。さらに、上顎洞、口唇や頬などの顔面、中咽頭、頸部といった周辺臓器のがんもまた、治療の適応となります。

口腔がんの治療は、oralcancer1周囲の正常な範囲まで拡大して切除するのが基本で、その後のリハビリや組織欠損部の再建外科手術も重要となります。また、がんが小さくてリンパ節などに転移が起こっていない場合は、放射線照射や抗癌剤で治療する場合もあります。その際の放射線照射は放射線科が担当しますが、化学療法科のある病院が少ないため、抗癌剤による化学療法は口腔外科が行います。また、歯肉出血がきっかけで見つかった白血病は、血液内科で化学療法を行います。

 

 

 

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