口腔がんQ&A、舌ガン、歯肉がんの写真、早期発見のポイントとは?口腔外科・口腔内科メディカルインフォ メーションは大阪、茨木の歯医者、ひぐち歯科クリニック提供。口腔がんの自覚症状、間違えやすい病気、がん 化する病気、ガンにかかりやすい人、病期別治癒率、セルフチェックの方法、口腔がんの相談、最新治療情報。
お口の中にできるがんは、その多くが舌や歯肉にできる扁平上皮癌です。しかしながら、唾液腺にできる腺癌、リンパ節にできる悪性リンパ腫、骨にできる骨肉腫や骨髄腫、また粘膜にできる悪性黒色腫も少なからず見られます。さらに、上顎洞、口唇や頬などの顔面、中咽頭、頸部といった周辺臓器のがんもまた、治療の適応となります。
口腔がんの治療は、周囲の正常な範囲まで拡大して切除するのが基本で、その後のリハビリや組織欠損部の再建外科手術も重要となります。また、がんが小さくてリンパ節などに転移が起こっていない場合は、放射線照射や抗癌剤で治療する場合もあります。その際の放射線照射は放射線科が担当しますが、化学療法科のある病院が少ないため、抗癌剤による化学療法は口腔外科が行います。また、歯肉出血がきっかけで見つかった白血病は、血液内科で化学療法を行います。