口腔外科・口腔内科 情報センター|大阪

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放射線療法

がんが広範囲に及ぶ場合、治すというよりむしろがんを萎縮させて患部の苦痛を和らげる目的(緩和ケア)で、放射線治療がよく行われています。放射線によって唾液腺が損傷を受けることにより、お口の中が乾燥して虫歯などのトラブルが発生しやすくなりますが、完全に破壊されていなければ数週間後には再び唾液が分泌されます。oralcancer11ただし、アゴの骨が放射線にさらされると十分な治癒は望めないため、開始前に必ず歯の治療を済ませておくことが肝心です。その際には、トラブルになりそうな歯はすべて除去し、傷あとが完全に治ってから放射線治療を行います。

また、放射線治療後は口腔内を常に清潔に保つことが求められます。これは、もしも抜歯などの歯科治療が必要になると、治癒に悪い影響を与えてしまうからです。従って、定期的な歯科検診とフッ素水によるうがいなど、家庭できちんとケアを行うことが大切になります。しかしながら、万が一最終的に抜歯が避けられなかった場合には、高圧酸素療法が有効です。この方法では、放射線照射部位の骨と周囲の軟組織を壊死(放射線性骨壊死)させずにアゴを治癒させることが可能です。

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