口腔外科・口腔内科 情報センター|大阪

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白板症

口腔粘膜表面の角化が亢進し、白く変化したものを「白板症」といいます。ただし粘膜が白くなっていても、細菌による汚れ(バイオフィルム)やカンジダ菌、噛み傷、凍傷など原因が明らかなものは白板症に該当せず、はっきりとした理由が認められないものをいいます。

粘膜の角化が亢進していること自体は問題ないのですが、角化層深部の粘膜上皮の細胞の形や大きさ、細胞の並び(組織構築)に異常がある場合はガンに変化する可能性があります。この状態を「異形成」と呼び、「前ガン病変」の代表的な症状であるため、歯科や口腔外科、耳鼻咽喉科への受診が必要となります。

ただし、前ガン病変とはいえ白板症の多くはそのまま変化せず、ガン化するケースは少数です。角化が亢進していても、異形成がなければガン化することはありません。また、ガン化の可能性についてはある程度見た目で判断でき、異形成がありそうな場合は病変の一部あるいは全部を切り取り、「生検」という病理組織検査を行います。そして、組織検査の結果に応じて経過観察の期間を決めたり、手術による切除を行いますが、すでにガン化している場合は、いうまでもなく手術や放射線治療を速やかに開始します。

治療方法としては切除の他に凍結外科療法、レーザー照射などがありますが、同時に喫煙や飲酒習慣の是正、合わないかぶせ物(不良補綴物)への歯科治療なども行うことになります。

 

白板症 症例写真1 白板症 症例写真2 白板症 症例写真3
        症例写真1        症例写真2     症例写真3

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