口腔外科・口腔内科 情報センター|大阪

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黄連湯

黄連、乾姜、人参、半夏、大棗、甘草、桂枝から構成された黄連湯は、半夏瀉心湯とよく似た処方構成となっています。半夏瀉心湯との違いは黄芩が桂枝に変わっている点のみです。桂枝は胃の冷えを取ってのぼせを治しますが、冷えとのぼせの両方がある場合は半夏瀉心湯より黄連湯が適しています。

黄連湯の冷えとのぼせのことを「上熱中寒」といいます。上熱の症状としてのぼせ、赤ら顔、顔面のほてり、舌の黄苔(白黄苔)、夏になると悪化する皮膚病、心煩による不眠があります。中寒の症状として温かい飲食物を好む、冷たい飲食物で消化器症状が悪化する、心下部の冷感、慢性下痢があります。

黄連湯を用いる場合の心熱は上昇して「上熱」の諸症状を引き起こしますが、半夏瀉心湯を用いる場合の心熱は上昇して「上熱」の諸症状を引き起こすとともに下降して脾胃を熱し、心窩痞、心煩、胃部不快感を引き起こします。

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