口腔外科・口腔内科 情報センター|大阪

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ドライマウス

ドライマウスとは?

ドライマウスは「口腔乾燥症」と訳され、本来は口の中が乾いた状態を示す症状名ですが、一般的には口腔の乾燥を引き起こす様々な病気を含めた疾患名として用いられています。簡単にいえば、唾液の量が少なくなったり性状が変化したために生じる病気で、高血圧やうつ病などの薬剤による副作用の他、緊張やストレスなど多種多様な原因が指摘されています。

ドライマウスは、我が国で現在およそ800~3000万人が罹患していると推定されていますが、自覚症状があっても医療機関を受診しない、あるいはどの診療科の門をたたくべきかがわからないという方が多いようです。また、かつてはドライマウスに対応できる医療機関が少なかったのですが、現在ではメタボリックシンドロームをはじめとする生活習慣病の増加なども関連して、眼が乾くドライアイとともにドライマウスに対する社会的な関心が高まっています。とりわけシェーグレン症候群は、口や眼の乾きだけでなく全身に多彩な症状が出現する自己免疫疾患であることから、医療分野のみならず広い領域で注目されています。
シェーグレン症候群とは?

シェーグレン症候群は、主に口腔や眼などの乾燥症状を主訴とする膠原病(自己免疫疾患)の一つで、最も深刻なドライマウスの症状を示す病気でもあります。患者の男女比は1:15と圧倒的に女性が多く、年齢層は40~60歳代で特に50代の更年期前後に好発することが特徴です。また、関節リウマチ患者の約2割がシェーグレン症候群を合併していると見られています。

シェーグレン症候群に起因するドライマウスは、唾液腺のみならず涙腺(ドライアイ)、気管・気管支(鼻の乾燥・気管支炎)、消化管・膵臓(胃液・膵液の分泌低下)、膣分泌腺感染など全身に障害が起こる場合があります。さらに、全身の倦怠感や発熱、関節腫脹、間質性肺炎、高グロブリン血症に伴う紫斑、糸球体腎炎などを合併するケースもあります。

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