シェーグレン症候群は、自己免疫の反応によって分泌腺が徐々に破壊されていく病気です。唾液や涙の出が多少悪くなってもなかなか気が付きにくいため、知らぬ間に進行しやすいと考えられています。 進行順序は以下の3期に分類できます。 Ⅰ期 唾液腺や涙腺の病変 Ⅱ期 関節炎、間質性肺炎、神経障害といった腺外病変 Ⅲ期 悪性リンパ腫や原発性マクログロブリン血症といった悪性腫瘍