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舌痛症という病気

舌粘膜には異常が見られないにもかかわらず、舌が痛む病気が「舌痛症」です。舌が痛む病気全てを舌痛症と称する場合もあるため、舌痛症という病気が指し示す範囲は実のところあいまいです。舌が痛くなる理由として怪我で舌が傷ついたり、火傷したりというケースもあります。このように痛みの原因がはっきりしている場合は舌痛症とはいわず、舌の外傷や火傷ということになります。

もっと理由がわかりにくいものもあります。たとえばカンジダ菌というカビが口の中で繁殖すると、舌が痛くなることがあります。この病気を「口腔カンジダ症」といいますが、検査をすればこの病気に罹っているかどうか判明します。このように、広い意味での舌痛症は舌の粘膜に何らかの異常が生じている場合と舌の粘膜には何も異常がない場合とに大別されます。そして、舌の粘膜に異常が見られない後者のタイプこそが狭義の舌痛症なのです。

カンジダ菌( PAS染色 )
カンジダ菌( PAS染色 )

舌の粘膜に異常がある場合は食事中に痛み、食事以外の時間帯は痛まないか痛んでも軽度です。これに対して舌粘膜に異常がない場合は、食事中に痛みがなくなったり軽くなったりします。また、食事をしていない時間帯に痛みが持続するという特徴もあります。当院のスタッフが「痛むのは食事中ですか」と尋ねたのは、どちらのタイプの舌痛症が疑わしいかを区別するためです。舌粘膜に異常がある場合の原因はさまざまです。順番に解説していきましょう。

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