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口臭患者に対するアセスメントその2

自分で勝手に心配するようになった人

[出来事]

  • 親が臭っているので自分も気になった。
  • 体臭(脇など)があるので口臭もあるのではと心配になった。
  • 相手が鼻をすすったり触ったりしているので気になるようになった。
  • 自分で臭いに気付いた。
  • TVや本を見て口臭が心配になった。
  • 対話中の相手の臭いも気になる。
  •  

[自動思考]

  • 話している相手が手やハンカチで口元をおさえている。
  • 自分は胃や鼻などが病気なのかもしれない。
  • (相手の臭いも気になる。)
  • 自分の臭いが他人に迷惑をかけたら困る。
  • 自分は口臭があるので周りの人が自分から離れていく(お店などで)
  • 相手が臭っているから自分も臭っている。

☆口元を手やハンカチでおさえているのは相手自身が口臭、外見(歯列不正やステインなど)を気にしている。

☆他人が仮に臭っていても気付かれるように離れたりしない。

☆接近しないと相手には臭いは届かない。今話している私の臭いはするか聞く。

☆胃が悪くてもげっぷをしない限り臭いが逆流することはない。

[行動]

  • 歯磨きの回数、時間が増えた。
  • 舌磨きをするようになった。
  • 含そう剤を使うようになった。
  • ガムを噛むようになった。
  • 人と話さないようになった。
  • 外出を控えるようになった。
  • 過度な食事制限をしてしまう。
  • 友人とあまり会わなくなった。
  • 外出中、気になるのでトイレなどでうがいなどをよくするようになった。
  • 外出する時はマスクをするようになった。
  • 外出中、お茶をよく飲むようになった。
  • 歯ブラシや唾液を自分で臭ってみる。
  • いろんな病院を受診する。
  • 何件も病院を変えてみる。

☆ブラッシング指導、正しい歯磨きの仕方、知識を身に付ける。 歯磨剤の変更。

☆舌磨きをやめ、上顎で舌をこする。

☆コロコロガム法をし、舌苔除去と唾液分泌、舌を上顎にはりつけないようにする。

☆生活習慣の改善。

☆食事内容の改善。

[情動]

  • 不安、心配
  • 他人に迷惑をかけたくない。

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