南ゴビ県
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翌朝、チンギスハーン国際空港から帰国の途に就くスタッフに別れを告げ、単身南ゴビへと飛び立ちます。学会用の資料やスーツは全てスーツケースに詰めてホテルに預けたので、リュックサックひとつの軽装で出発です。ウランバートルから、国内線で南ゴビ県の県都ダランザドガドへ向かいます。空港に到着すると、運転手のツォゴ－さんが出迎えてくれました。ウランバートルから同行したガイドのラクチャさんと共に行く、３泊４日の南ゴビツアーの幕開けです。
空港の外は一面の大草原。予想通り、舗装された道はどこにもありません。トヨタランドクルーザーに乗り込むと、そこから先は中国・シルクロード以来の久々の大きな揺れに身を任せることになりました。何度も天井に頭をぶつけながらも、ダランザドガド近郊の草原地帯にあるゴビイン・バヤングルド・ツーリストキャンプに到着しました。キャンプにはゲルが立ち並び、端の方に食堂として機能している木造の大きな建物があります。そこもまた、ゲルを模倣した造りです。南の遥か遠方には、山頂に氷河を頂くゴルバン・サイハン山脈を見渡すことができます。ゲルにリュックを置いて食堂で昼食を済ませると、私たちはこの山岳地帯に向けて出発しました。
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チンギスハーン国際空港
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機上から見た南ゴビの砂漠（ゴビ)
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南ゴビ旅行に使用したトヨタランドクルーザー
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ゴルバン・サイハン山脈