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口腔顔面痛の原因

間違えやすい主な病気

間違えやすい病気とは

ある日突然(または歯の治療後)、歯や歯茎がじわっと痛み始めてそれが続き、歯科へ行って治療したのに治らない。歯を抜いてもまだ痛みが続く。顔面に鈍痛があって起きている間はずっと痛い。あるいは顔面に発作的な激しい痛みが走り、頭痛や歯痛を伴うこともある。このような症状は持続性神経痛によるものや、脳や痛みを感じる神経に何らかの変調が生じて起こるケースのほか、頭痛が原因となっている場合もあります。

しかしながらその判断は難しく、やはり口腔や顔面に関連する複数の診療科による相互の協力体制が必要となります。たとえば、顔面痛に加えて胸部や肩・首・腕にも痛みがある場合は心筋梗塞の可能性があるため、一時的な判断でやり過ごしてしまうと生命が危険にさらされることにもなりかねません。従って、顔面痛の治療は歯科・口腔外科やペインクリニック、耳鼻科、脳神経外科、神経内科、そして精神神経科や心療内科などによる相互協力が不可欠といえるのです。

では次項から、口腔顔面痛を引き起こす可能性がある疾患の中でも間違えやすいもの、特に注意を要する病気について解説します。

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