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疼痛性障害

疼痛性障害とは

疼痛性障害は身体表現性障害のひとつに分類され、身体に深刻な痛みがあるにもかかわらず、何度検査を行っても内科的・外科的な異常がどこにも見当たらないことから、心理的な要因が深く関与していると判断される疾患をいいます。最近になって、疼痛性障害が脳内の神経伝達の不調や異常から生じる病気であることがわかってきました。

「疼痛」とは、ズキズキとうずくような痛みのことです。つまり、ストレスや心理的葛藤が身体の痛みを発生させ、その持続やさらなる悪化に対して強く影響をおよぼしている状態です。従って、もちろん本人による虚言や仮病ではなく、かつ気分障害や不安障害、精神病性障害では説明できない場合に疼痛性障害であると診断されます。

疼痛性障害はどの年齢層にも広く分布していますが、男女比は1:2と女性に多く、現在何らかの痛みを訴えて医療機関を受診している人の約40%が、この疼痛性障害であるといわれています。また、痛みを感じる部位は頭部、顔面、目、耳、のど、歯、胸部、腰、坐骨、骨盤、関節、骨、腹部、尿路など様々で、受診する診療科も整形外科、麻酔科(ペインクリニック)、外科、神経内科、産婦人科、そして歯科・口腔外科など多岐にわたっています。中でも、とりわけ疼痛性障害の症状として多く見られるのが口腔顔面領域の痛みで、非定型歯痛や原因不明の舌痛症、あるいは難治性の顎関節症などがそれに該当します。

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