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黄連解毒湯と大黄牡丹皮湯の併用

黄連解毒湯は解熱と駆瘀血作用を持ち、大黄牡丹皮湯には止血作用があります。即ちこれらの方剤の併用により、上中下焦に対して清熱、駆瘀血、止血作用を持つことになります。 

ただし、上記の2方剤を併用するのは赤色か晴紫色の舌で舌深静脈が怒張し、発熱、悪寒、腹部膨満、便秘の症状がある場合です。病名を挙げると脳炎(日本脳炎)、結膜炎、舌の出血、大葉性肺炎、アトピー性皮膚炎、ニキビ、腸癰湯、虫垂炎、膀胱炎、痔、睾丸炎、胆嚢炎などが該当します。

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