WEB予約

神経を抜いた後は金属のかぶせものが一番良いのか

突然失礼します。相談にのっていただきたくメールさせていただきました神経がひどく虫歯になっていたということで、神経を抜かれました。その穴に薬を2回詰め、かぶせる前の段階です。かぶせものを金属にするか、保険適用の白にするか選択をせまられています。そこで質問です。かぶせるにあたり、・神経がないため、虫歯になってもきづきにくい。・金属のかぶせものは強いのでおすすめする。・白の保険適用のかぶせものは割れる場合もある。・部分的につめたら、歯がもろくなりやすく、早く抜けることがあるかもしれない。・白のかぶせものをして割れてしまったら、また歯をけずってかぶせるので、最初から金属をつめたほうがよい。知人からは、・金属のつめものは体によくない。・部分的につめるほうがよい。など聞きますが、今は、歯をかぶせる前提で歯の土台を作るといわれ、周りを少し削られたようです。このような状態ですが、やはり金属のかぶせものが一番良いのでしょうか。笑うと銀歯がみえる位置です(犬歯の奥)。最新の治療法はよくわかりませんのでできれば、ご回答よろしくお願いいたします。

神経の治療をされているということですが、神経を抜いた歯は健康な歯よりも弱く、割れやすくなります。そんな歯に部分的な詰め物をすると、噛む力がかかったとき詰めた材料がくさびのようになって歯が割れる方へと力がかかります。そんなとき、歯全体を覆うかぶせ物が割れるのを防いでくれるという効果があります。

歯が割れると早期の抜歯を余儀なくされるため、神経を抜いた歯はかぶせ物をするのが一般的です。但し、あまり噛む力がかからない歯の場合は部分的な詰め物による対応が可能ですが、それはご自身の歯並びや噛み方の癖などによります。

強度では金属製が一番です。白い材料は、強い力がかかると陶器のようにパリンと割れてしまうケースがありますが、一般的に犬歯の奥の歯では噛む力が強くかかることはないので、陶器のような材料でも長持ちする可能性はあります。但し、歯ぎしりをされる場合や噛みしめる力が強い場合は金属の方が安全です。



休診連絡・お知らせなど

  • 第16回 日本口臭学会において研究発表行いました 2025年7月26日
    2025年6月28日・29日の2日間、第16回 日本口臭学会が名古屋市で開催されたなか、28日午後に口頭発表を行いました。 https://higuchidc.com/p3218kosyuu.html The post 第16回 日本口臭学会において研究発表行いました first appeared on 歯を抜かない治療、神経を抜かない治療.
  • いたみ専門医 2025年5月7日
    一般財団法人日本いたみ財団から「いたみ専門医」に認定されました。 日本いたみ財団とは 1. 公共事業 (1)相談事業 (2)普及啓発事業 (3)痛みに関する理解促進事業 2. いたみマネージャー&専門医・専門医療者認定制…≫続きを読む The post いたみ専門医 first appeared on 歯を抜かない治療、神経を抜かない治療.
  • 西本真太朗先生出勤のお知らせ 2025年4月3日
    2025年4月よ木曜日担当の西本先生の診療がはじまりました。今年は月1で旅行へ行く!熱い男です♪ The post 西本真太朗先生出勤のお知らせ first appeared on 歯を抜かない治療、神経を抜かない治療.
  • 渡邉昌克先生退職のお知らせ 2025年4月1日
    2021年4月より勤務していた渡邉先生が大学の人事異動のため退職しました。 The post 渡邉昌克先生退職のお知らせ first appeared on 歯を抜かない治療、神経を抜かない治療.
  • 第5回 歯科医のためのHeadache Academyにおいて講演しました 2025年1月18日
    2024年11月24日に令和6年度厚生労働省慢性疼痛診療システム均てん化等事業近畿地区主催の「第5回 歯科医のためのHeadache Academy」が開催され、歯科医や脳神経内科医、脳神経外科医、心理士が講演する中、講…≫続きを読む The post 第5回 歯科医のためのHeadache Academyにおいて講演しました first appeared on 歯を抜かない治療、神経を抜かない治

ひぐち歯科クリニックブログ

  • 義歯に汚れが付くと 2025年9月16日
    使用中の義歯のピンク色の顎の部分(義歯床)や歯の部分(人工歯)には、灰色や茶色の汚れが付着しています…
  • 左上7番目歯根端切除術後も続く痛み 2025年9月8日
    質問1 今年の1月に大学病院にて 左上親知らず抜歯術+左上7番目歯根端切除術をしました。症状としては…
  • 水素吸引療法で効果的な抗酸化生活を! 2025年9月6日
    がん、脳卒中、心筋梗塞の生活習慣病をはじめ、あらゆる老化を引き起こす危険物質の代表が活性酸素です。活…
  • 水素吸引療法 2025年9月6日
    当クリニックではドライマウスや神経障害性疼痛、疲労や加齢による口腔内の不調を抱える患者様に、水素吸引…
  • スーパーアスリートマウス 2025年9月6日
    東京科学大学システム発生・再生医学分野の浅原弘嗣教授の「遺伝子・RNA系ネットワークから解き明かす運…