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口腔がんの診断

oralcancer9口腔がんはその形状と症状を診察した上で、視診と触診、そして生検によって診断されます。生検とは、病変の組織の一部を局所麻酔下で切り取り、顕微鏡による病理検査を行うことをいい、その段階でがん細胞が認められれば確定です。また、ほとんどの口腔がんが扁平上皮がんという組織形を持っています。

こうしてがんが確定されると、次にCT検査やMRI検査などのいわゆる画像検査を行うことにより、がんの進行度や転移の有無を調べることになります。CT検査はいろいろな角度から体内の詳細画像を連続的に撮影し、コンピューターを使って非常に鮮明な画像を得ることができる重要な検査です。従って、この検査により他の臓器やリンパ節への転移の有無、がんの進行状態などを正確に調べることが可能となります。また、MRI検査は磁場を使用することにより、様々な角度から体内の多くの情報を得られる優れた検査方法です。

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