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病気・病態

中医学の理論は約1800年前、後漢末期に書かれた『傷寒論』によって確立されました。当時は、聴診器も血圧計も血液検査もエックス線写真もなかったため、脳出血、高血圧症、高脂血症、心筋梗塞などの病気の存在は知られていませんでした。当時の医師は症状だけを頼りに、独自の病名を付けて治療に当たっていたのです。

「傷寒」「温病」などの病気は特に重要ですが、それがどのような病気なのかについての定義はありません。現代の病名で言えば、傷寒は感冒、腸チフス、天然痘など流行する感染症のようです。また、温病は鳥インフルエンザやSARS、MERSなど暖かい地方のウイルス性伝染病ではないかと考えられています。

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