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ここ一年で急激に歯茎が後退しました

ここ一年で急激に歯茎が後退しました。歯茎に出血があるわけではないですし、歯医者に見てもらっても大丈夫と言われます。まだ、25ですのでこれ以上の後退はさけたいですし、抜けるのではないかと心配になります。
歯茎はどれぐらい後退はしても大丈夫なのでしょうか?上前歯と下前歯はひどいので、外見がとても気になります。治療法とかは、ありますか?

お歯茎は歯が埋まっている顎の骨の表面を覆うもので、分厚い部分でも数ミリ程度の厚さしかありません。従って、歯茎が後退し続けているのであれば、その下にある骨も減少している可能性があります。
歯は通常、見えている部分より骨の中に埋まっている根っこの方が長く、この部分が歯周靭帯と呼ばれる線維で周りの骨に繋がれています。従って、かなり後退しても抜けないことが多いものです。むしろ、問題となるのは歯の揺れです。歯が動揺すると根っこの周りの骨が溶けてきたり、歯を繋いでいる線維が緩くなりがちなので、歯が抜ける可能性が高くなるのです。
但し見た目も重要で、特に笑ったときに歯の根っこが見える前歯や、歯と歯の隙間は目立ちやすいと言えます。また、歯の根っこが見える状態が続くと、冷たいものがしみるなど知覚過敏の症状が出やすくなります。こうなると治療が必要です。
次に治療法ですが、このような見た目の問題や、根っこの部分がしみるなどの問題に関しては、小さい虫歯の治療に使うような、白いプラスチックの材料で修復する方法があります。
いずれにしても、歯茎の後退が続いている場合には、まずはその原因を明らかにしなければなりません。歯ブラシ使い方が適切でないと、歯茎が下がる場合があります。また、歯周病によって骨が下がってきている可能性もあります。通常、歯科ではお口のお手入れの指導の他、歯周病予防のための専門的なクリーニングも行っています。
歯茎の状態は非常に変化しやすく、お口の中の環境や全身状態に伴って変化する場合もあります。また、食事や生活習慣の変化によって影響を受けるケースもあるため、歯や歯茎の治療を積極的に行うよりも様子を見ていただく方が賢明かもしれません。



休診連絡・お知らせなど

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    12月30日(火)~1月5日(月)までの間、休診いたします。1月6日(火)より診療を開始いたします。夜間、休日の歯科診療については下記にお問い合わせください。 https://higuchidc.com/p209emer…≫続きを読む The post 冬期休診のお知らせ first appeared on 歯を抜かない治療、神経を抜かない治療.
  • 令和7年度茨木市歯科検診のお知らせ 2025年9月29日
    近年、不規則な生活習慣などが原因で歯周病にかかる人が増えています。この歯周病は、進行すると歯の喪失につながります。 ぜひ、この機会にお口の中の状態をチェックし、いつまでも健康なお口で、健康な生活を送りましょう。 (期間)…≫続きを読む The post 令和7年度茨木市歯科検診のお知らせ first appeared on 歯を抜かない治療、神経を抜かない治療.
  • 第16回 日本口臭学会において研究発表行いました 2025年7月26日
    2025年6月28日・29日の2日間、第16回 日本口臭学会が名古屋市で開催されたなか、28日午後に口頭発表を行いました。 https://higuchidc.com/p3218kosyuu.html The post 第16回 日本口臭学会において研究発表行いました first appeared on 歯を抜かない治療、神経を抜かない治療.
  • いたみ専門医 2025年5月7日
    一般財団法人日本いたみ財団から「いたみ専門医」に認定されました。 日本いたみ財団とは 1. 公共事業 (1)相談事業 (2)普及啓発事業 (3)痛みに関する理解促進事業 2. いたみマネージャー&専門医・専門医療者認定制…≫続きを読む The post いたみ専門医 first appeared on 歯を抜かない治療、神経を抜かない治療.
  • 西本真太朗先生出勤のお知らせ 2025年4月3日
    2025年4月よ木曜日担当の西本先生の診療がはじまりました。今年は月1で旅行へ行く!熱い男です♪ The post 西本真太朗先生出勤のお知らせ first appeared on 歯を抜かない治療、神経を抜かない治療.

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