口蓋裂の手術
歯学部附属病院には歯が生える前の赤ちゃんが入院してきます。口唇裂の手術を受けるためです。上顎の部分が裂けている口蓋裂も手術が必要です。口蓋裂を放置すると口と鼻がつながったままとなり、授乳、摂食、構音に問題が生じるからです…
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歯学部附属病院には歯が生える前の赤ちゃんが入院してきます。口唇裂の手術を受けるためです。上顎の部分が裂けている口蓋裂も手術が必要です。口蓋裂を放置すると口と鼻がつながったままとなり、授乳、摂食、構音に問題が生じるからです…
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疝気とは下腹部の痛みを指し、陰嚢痛や外陰部痛のことをいいます。慢性陰嚢痛(もしくは精巣痛)とは「両側もしくは片側の精巣の痛みが3か月以上にわたって、連続的もしくは間欠的に続く状態」と定義されています。米国では…
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【相談者】 全身麻酔で親知らずを4本抜歯します。パニック障害でデプロメール服用中です。他にメニエール病とストレス性喘息、アレルギーがあります。朝は薬を服用できませんと言われました。デプロメールを服用しなくて大丈夫でしょう…
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左側下唇とオトガイ部の痛みと痺れの原因がなかなか判明しなかった症例です。原因不明としてメコバラミン、ATP、ミロガバリンの内服と星状神経節ブロックが継続されました。しかし、痺れが強くなり痛む範囲も拡大していきました。その…
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シナプスに存在し、持続時間が長い興奮性シナプス後電位を発生させるNMDA受容体は、慢性疼痛の成立に大きな役割を果たしています。グルタミン酸受容体であるNMDA受容体は、安静時にはMgイオンによってチャンネルが閉じられてい…
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口腔顔面痛に対してアミトリプチリン、アセトアミノフェン、カルバマゼピン、デュロキセチン、プレガバリン、ロキソプロフェンが使用されたにもかかわらず効果がなかった3症例です。いずれもケタミンを点滴して改善しました。ケタミンは…
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慢性郎痛に対する治療薬の1種類として抗てんかん薬であるガバペンチン、プレガバリンが使用されてきましたが、2019年にミロガバリンが加わりました。痛みの信号は末梢から中枢へとしナップスを介して伝達されます。シナプスに存在す…
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岡山市立市民病院産婦人科主任部長徳毛敬三先生の症例報告です。がん性腹水に対して五苓散は効果がありませんでした。柴苓湯と越婢加朮湯に切り替えると腹水が減少しました。 卵巣は特定の臓腑に属するとは言いにくい臓器です。この症例…
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血瘀は王清任(1768~1831年)により体系化された概念で、体内の血液が一か所に滞ることで種々の障害をきたすことを指します。血瘀を改善するのが駈瘀血剤であり、気の上衝を下げる働きもあります。駈瘀血作用がある生薬は桃仁、…
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5月の中医学研究会で慢性気管支炎の治療例を学びました。五行理論で土は脾、金は肺を指します。慢性気管支炎は肺の病気ですが、脾虚を放置すると肺の病気が治らなくなることを示した症例です。 肺は呼吸により外界の清気を取り込みます…
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