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かゆみに対する治療法

  1. 口腔粘膜の異常による掻痒
  2. 全身的な問題による瘙痒
  3. 神経障害性瘙痒
  4. 精神的な掻痒感

口腔粘膜の異常による掻痒

ヒスタミンやサイトカイン(インターロイキン31など)が遊離されることでかゆみが生じるため、これをブロックする抗ヒスタミン薬、抗炎症薬、ステロイドの内服や塗布を行います。

全身的な問題による瘙痒

内因性オピオイドが遊離されることでかゆみが生じます。症状を改善する薬剤として、ナロキソン(麻薬拮抗薬)、レペタン、ノルスパンテープ(κ-オピオイド作動薬)などがあります。

神経障害性瘙痒

サブスタンスPが遊離されることによるかゆみを抑制するため、トリプタノール、ノリトレン(三環系抗うつ薬)、リリカ、ガバペン(抗けいれん薬)の内服やカプサイシンクリームの塗布を行います。

精神的な掻痒感

セロトニンやノルアドレナリンが遊離されることで生じるかゆみに対しては、抗うつ薬や抗不安薬の内服が有効です。

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