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神経障害性瘙痒

虫歯や歯周病が進行すると歯や歯の神経を抜く治療が必要となりますが、これらの治療により歯の神経(歯髄)が切断されます。歯髄切断による傷口は時間の経過とともに治癒するものの、一定の割合で治らないケースがあります。

切断された神経が治癒する過程で異常が生じると、明らかな刺激がなくても痛んだり痒くなったりします。このような痛みやかゆみを「神経障害性疼痛」「神経障害性瘙痒」といいます。神経障害性瘙痒は、刺激がないにもかかわらず脳の勘違いによってかゆみを感じている状態です。

神経障害性瘙痒が生じる代表的な病気は帯状疱疹後掻痒、多発性硬化症、脳血管障害です。

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