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八綱弁証

東洋哲学は世の中を相反する二つのものに分類する二元論を基本としていますが、東洋哲学の思想を継承した中医学では「陰陽」「虚実」「表裏」「寒熱」の4対、計八つの要素により病気を捉えます。

陰陽は明暗や大小を区別する概念で、体を潤す陰液と体を温める陽気の双方と関連します。虚実は病気に対抗する体の反応状態を表し、虚は反応が弱く、実は反応が過剰であることを意味します。また表裏は病気が存在する体の部位を表し、表は体表面や消化管の粘膜面、裏は体内を指し、寒熱は病気による体の状態を表すものです。

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