独活寄生丸
広島県尾道市の重松会松本病院の岡崎裕美枝先生が腎癌の全身転移症例について紹介されました。足が疼き夜も寝られず、日中も寝たきり状態です。足に強い冷えとむくみもあります。 鎮痛剤では痛みが抑えきれていない状況なので何とかした…
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広島県尾道市の重松会松本病院の岡崎裕美枝先生が腎癌の全身転移症例について紹介されました。足が疼き夜も寝られず、日中も寝たきり状態です。足に強い冷えとむくみもあります。 鎮痛剤では痛みが抑えきれていない状況なので何とかした…
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1月の中医学講座では木本先生が治療した4症例と重松会松本病院(広島県)の岡崎先生が経験した2症例を検討しました。木本先生の症例を1つ紹介します。 73歳、女性、糖尿病、C型肝炎、肝硬変、食奥不振、体重減少、寒熱普通、慢性…
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関西学院大学梅田キャンパスで認知行動療法の研究会に参加し、「不潔恐怖・洗浄強迫」の症例を検討しました。不潔なものに触れることを恐れ、どうしても触れる場合はその後窩状に延々と洗浄したり、清拭したりして清潔な状態に戻そうとし…
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附子、桂枝、芍薬、生姜、大棗、甘草、蒼朮の七味から成る方剤です。附子で冷えを取り、蒼朮で湿を取り、附子と芍薬で痛みを取ります。したがって、冷えからくる痛みやむくみに効果があります。
中医学では消化機能に異常が生じることで口臭が発生すると考えられています。口臭は以下の4弁証に分類できます。 脾陰虚 脾気虚のよる機能低下に口腔粘膜や咽頭粘膜の乾燥が加わり、口臭が生じます。健脾補陰のため、参苓白朮散を用い…
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1月の研究会の題目は邵輝先生が「口臭い症」、小林宏先生が「附子剤」でした。漢方薬の飲み比べはそれぞれの講義内容を反映して参苓白朮散と真武湯でした。トリカブトから取り出した附子を齧ると、唇がしびれ、1時間ほど続きました。「…
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認知症の過半数を占めるのがアルツハイマー病です。これは脳の神経細胞の中にアミロイドβというたんぱく質が蓄積することにより、神経細胞が徐々に死滅していく病気です。重症の歯周病とアルツハイマー病とは相互に関係しており、代表的…
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大隅教授がノーベル賞を受賞した理由はオートファジーを研究する有力な手がかりを見つけたことです。それはオートファジーに関連するapg1遺伝子を発見したことで、その後14種類の遺伝子を見つけました。遺伝子が見つかればその遺伝…
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ランセットという有名な医学誌に掲載されたランダム化比較試験の論文です。ヘリコバクター学会理事長で北海道大学第3内科教授の浅香正博氏を責任研究者として国内の51施設が参加して実施されました。 早期胃癌になり、内視鏡治療を受…
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新年会で大阪大学医学部オートファジーセンターの吉森保栄誉教授の講演を聞きました。オートファジーは細胞内のタンパク質を分解・消化する細胞内の働きのことで、東京工業大学の大隅良典特任教授・栄誉教授、が2016年のノーベル生理…
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