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幼少時の体験

慢性疼痛の特徴は、幼少時の体験から大きな悪影響を受けることです。

過活動

まだ幼い頃、自由闊達に振舞うことを許されなかった。素早く臨機応変に行動しない人間には将来性がない、との考えを刷り込まれた。学業や運動の成績が振るわず、親から叱責を受け続けた。常に一生懸命努力する習性が身についた。じっとしていると幼少期の虐待やいじめの記憶がよみがえる。罪悪感に苛まれることを避けるため、意識的に忙しくしている。

過剰適応

親のしつけが厳しく、何事にも「はい」と言いつけを守るよう心掛け、気に入られようとした。虐待やいじめを耐え抜くため、いかなる理不尽なことにも適応し、やり遂げようと努力した。

失感情症

厳格なしつけ、虐待、いじめを体験したことにより、感情を押し殺すようになった。そのうち、自分のありのままの感情がわからなくなり、人に伝えることが困難になった。

痛みの破局化

「痛みのことばかり考えてしまう」「実際よりも痛みを深刻にとらえてしまう」「痛みをコントロールできないと考えてしまう」。これらは破局化という誤った思考様式で、幼少時のつらい経験によって形成されやすくなります。

自己主張障害

支配的な親の言いなりになり、言いたいことが言えなくなったり、逆に攻撃的な物言いになったりします。

同胞葛藤

親から差別されることにより、不公平感を持ち続けたり、自己肯定感が低下したりします。

愛着障害

親にかまってもらえなかったり、逆に過干渉であったりすると、長じて人間関係で悩みやすい傾向が見られます。人と接することが怖くなり、自分ひとりで過ごすことが多くなると、良好な人間関係を築きにくくなります。

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