柴苓湯
小柴胡湯を構成する柴胡、黄芩、半夏、生姜、人参、大棗、甘草と五苓散を構成する沢瀉、茯苓、猪苓、白朮、桂枝で構成された合法です。半表半裏の少陽病期の水滞や肝鬱火化に水湿が加わった病態に用います。
小柴胡湯を構成する柴胡、黄芩、半夏、生姜、人参、大棗、甘草と五苓散を構成する沢瀉、茯苓、猪苓、白朮、桂枝で構成された合法です。半表半裏の少陽病期の水滞や肝鬱火化に水湿が加わった病態に用います。
小柴胡湯と半夏厚朴湯の合法です。柴胡、黄芩、半夏、生姜、人参、大棗、甘草、厚朴、茯苓、蘇葉で構成されていて、半夏と生姜は両剤に共通してします。肝鬱によるストレスに対して有効で、胸脇苦満があってのどの異物感があれば適応とな…
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肝鬱気滞のために気血水の正常な運行が阻害されるとさまざまな異常が生じます。陽気が血にしたがって四肢に運ばれなくなると手足が冷え、陽気が上に上がり過ぎてのぼせが生じます。このような状態に対して用いるのが四逆散で、柴胡、枳実…
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11月のTAO東洋医学会が大阪大学中之島センターで開催されました。午前中は邵輝先生で「舌痛と舌診」、午後は小林宏先生で「柴胡剤」でした。漢方薬の飲み比べは加味逍遥散と小柴胡湯で、いずれも柴胡が中心的な働きをする方剤でした…
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避難してくる人達はさまざまな問題を抱えています。100歳を超える高齢者、酸素吸引中、引きこもり、うつ、視覚障害で盲導犬を連れている、ハムスターを飼っているなどと、それぞれ対応策を考えなければなりません。ホームレスがやって…
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講師の西上あゆみ准教授は災害看護一筋に研究されているようです。今回のワークショップはHUGというもので、H(避難所)、U(運営)、G(ゲーム)の日本語をイニシャル化したものです。
茨木市医師会の災害医療講習会に参加しました。震度6弱の地震が発生した当日の避難所の運営をシミュレーションするワークショップです。ファシリテーターが250枚のカードを順番に読み上げ、即座に対応を決めていきます。どのような課…
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口臭症、口腔顔面痛、咬合異常感症に対して認知行動療法は有効な治療法です。ただし、治療に取り入れるためには患者さんに認知行動療法を受け入れてもらう必要があります。これは決して簡単なことではありません。 患者さんの要求は今あ…
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関西大学梅田キャンパスで開催される認知行動療法の勉強会に参加しました。今回は参加者が個々に困っている問題を発表し、皆で解決策を考えるというものでした。 性犯罪、登校拒否、身体症状症、過食症、うつ、水中毒の症例が紹介されま…
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神戸市で鍼灸院を開業する松岡憲章先生が皇帝内経に書かれた陰陽の関係に関する部分を解説しました。陰と陽は対立する概念でもあり、お互いに補い合うものであります。陰の中にも陽があり、陽の中にも陰があります。 植物の種が地中にあ…
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