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桂枝加竜骨牡蛎湯

症状・病態 2022年08月08日

桂枝、芍薬、生姜、大棗、甘草、竜骨、牡蛎の7味からなる方剤で、辛温解表剤である桂枝湯に竜骨、牡蛎を加えた桂枝湯の発展処方です。竜骨、牡蛎が心火を鎮め、扶養した陽を下げる働きがあることから、動機、不眠、イライラ、冷えのぼせなどを改善します。
腹診で臍上悸を認める症例に用いられます。臍上悸とはへその上を軽く触れるだけでどくどくと動脈が拍動する様子がわかることで、気逆や膵体を示します。
桂枝加竜骨牡蛎湯は心悸亢進、不眠症、精力減退、小児夜尿症、円形脱毛症、更年期障害などに用います。

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