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湿邪

湿邪とは湿気を表し、外湿と内湿に分かれる

外湿は高温多湿の日本の環境そのもので、特に梅雨時に強くなります。日本人の病気は中国人と比べると湿の影響が大きく、治用法も日中で違いが生じます。肩こりは湿邪により生じますが、欧米や中国では肩こりという概念がありません。内湿は高カロリーの食事や冷飲冷食により体内で生じ、内湿が停滞して凝滞すると痰となります。

湿は陰性の邪気で、人体の下部を犯しやすい

陰は下がる性質があるため、下方に溜まります。典型例は膝関節痛や足のむくみです。

湿は重く停滞する

膝関節痛の際に注射器で水を抜いても繰り返し水が溜まります。このように湿邪の病気は治りにくく、痛みはだるい痛みとして長く続きます。

湿は脾胃を犯しやすい

冷たいジュースを大量に飲むと、お腹を壊して下痢をします。これは湿邪が脾胃を犯す寒湿困脾という状態です。

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