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骨髄炎の検査方法

  1. 診察
  2. 画像検査
  3. 細菌検査
  4. 血液検査
  5. 病理組織検査

診察

骨髄炎の症状は痛みや腫れ、熱感です。これらの症状や弓倉症状、ワンサン症状の有無をチェックする他、虫歯が原因となるケースが多いため、虫歯の有無について細心の注意を払って確認し、歯の破折や歯周病、義歯による傷についても調べます。体温測定や血液検査も参考となります。

画像検査

顎骨骨髄炎の場合はエックス線検査としてパノラマエックス線写真や口内法エックス線写真を撮影します。CTやMRI、骨シンチグラフィーで病変の位置や大きさ、性状についての詳細が判明します。

細菌検査

骨髄炎の手術をする際には細菌検査を行います。原因となっている細菌(起炎菌)を探し出して培養し、細菌感受性検査を行うことにより有効な抗生物質が判明します。

血液検査

炎症の程度を把握するため白血球数、白血球百分率、赤沈、CRPを調べます。

病理組織検査

手術で病変部を摘出する場合は病理組織検査を行い、炎症の状態を詳しく調べます。

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