頭痛が起こると、同時に歯とアゴがドキンドキンと脈打つように痛くなります。
「片頭痛」の疑いがあります。片頭痛は脳硬膜の血管が一時的に炎症を起こして腫れるために起こる頭痛で、ズキズキと脈打つような強い痛みが特徴です。また、歯痛や顔面痛を伴うケースも多く見られます。
慢性的な頭痛に悩まされ、以前から毎日鎮痛剤を飲んでいます。今では顔面とアゴまで痛むようになり、顎関節症と診断されてスプリント療法を行っていますが、頭痛も顔面・アゴの痛みも全然よくなりません。
「薬物乱用頭痛」の疑いがあります。薬物乱用頭痛は「もともと頭痛持ちであった人が頭痛薬を乱用したために生じる頭痛」で、よく見られる慢性頭痛といえます。痛みの程度は中等度~強度で、毎日起床と同時に頭痛が起こることが特徴です。