歯科治療恐怖症に対する認知行動療法
「子どもの頃に治療した歯の治療がとても痛かった」 「それ以来、歯の調子が悪くても歯の治療を受けないように我慢している」 「もし歯の治療を受けることになれば、前と同じように痛い目にあう」 「そのような治療は耐えられそうにな…
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「子どもの頃に治療した歯の治療がとても痛かった」 「それ以来、歯の調子が悪くても歯の治療を受けないように我慢している」 「もし歯の治療を受けることになれば、前と同じように痛い目にあう」 「そのような治療は耐えられそうにな…
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病院以外の場所で突然心停止を来たした場合に市民によるAED使用で救急隊が駆けつける前に自己心拍再開を認める場合があります。AEDを使用しても自己心拍が再開しなかった場合とAEDを使わずに心肺蘇生を続けた場合とでどちらの予…
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非歯原性疼痛に対して歯の治療をすることは基本的にお勧めできません。薬物療法、認知行動療法ということになるのですが、薬物療法には副作用が付きまといます。123名の患者に対して行った薬物療法を後ろ向きに調べた報告です。 アミ…
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食事の一口目にズキッと顎が痛む症状が生じる病気がファーストバイト症候群です。手術などで頸部の自律神経が傷つくと生じることがあるとされていますが、原因が分からない本態性のものもあります。 この症例はファーストバイト症候群の…
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日本口臭学会会誌に投稿した論文が掲載されました。今回は歯周炎に起因する口臭症の治療例です。一例報告ですが、12ページと長くなりました。査読時に「考察が長すぎる」と何度も差し戻され、その都度短くしたのですが、それでもこの長…
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口臭を訴える精神疾患には口臭恐怖と口臭妄想があり、前者は神経証圏寄りで後者は精神病圏寄りですが、一連のスペクトラムの中にあります。自己臭恐怖と自己臭妄想も同じような位置づけです。 このスペクトラムに位置する近縁疾患に思春…
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上顎の奥歯(臼歯)の上方には副鼻腔といわれる空洞の一つである「上顎洞」があり、その大きさや形は個人差が大きく、また年齢によって拡大する傾向があります。この空洞のため、上顎の臼歯ではインプラントを植立するための骨の量が不足…
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高いところが苦手な高所恐怖症、狭いところが苦手なら閉所恐怖症、尖ったものが苦手な先端恐怖症、人それぞれ、苦手なものがありますね。「高い所から落ちて痛い思いをした」という過去の記憶、実体験に根付いた恐怖感なのでしょう。 歯…
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歯磨きには人それぞれに磨き癖があり、毎日歯を磨いていてもどうしても磨き残しが生じてしまいます。それは歯と歯の間や歯と歯茎の間にわずかな隙間があり、その分磨きにくいからです。また、磨き残す箇所は毎回決まっていますから、取り…
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江上一郎先生の著書の中で乳幼児がよくかかる突発性発疹の原因ウイルスであるHHV-6の唾液中の濃度を調べることで疲労度がわかるというくだりがありました。疲労がたまるとウイルスは宿主である人間を見限り、他の宿主を見つけようと…
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