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歯科治療恐怖症とは

論文・記事 2022年07月27日

高いところが苦手な高所恐怖症、狭いところが苦手なら閉所恐怖症、尖ったものが苦手な先端恐怖症、人それぞれ、苦手なものがありますね。「高い所から落ちて痛い思いをした」という過去の記憶、実体験に根付いた恐怖感なのでしょう。
歯科治療恐怖症もまた然りです。歯科治療で感じた「痛かった」「気持ち悪かった」などの強烈な体験が心に刻み込まれ、負の感情だけが湧き上がってくるのでしょう。誰が何と言おうと、とにかく歯科治療がキライ、歯科に足が向かない状態なのです。
高いところに近づかない、狭いところに入らない、尖ったものは遠ざける、他の恐怖症であれば、とりあえず逃げることができます。むしろその方が事故に遭うリスクも減り、本人にとってメリットがありますが、歯科治療に関しては、そんなわけにはいきません。歯に問題があるのに放置してしまうと、問題が悪化し、深刻化して治療が困難になっていきます。我慢すれば済む、という話ではなくなってしまうわけです。
歯科治療恐怖症は、やはり克服すべきものといえるでしょう。早く治療を受けられる心境になった方がいいに決まっています。実際、歯科治療恐怖症は克服できるし、普通に歯の治療を受けられるようになります。歯科恐怖症を克服する方法、それは環境整備と認知行動療法です。

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