婦人科疾患
病因 1. 六因致病 六因の邪、すなわち風邪、寒邪、暑邪、湿邪、燥邪、火邪(熱邪)が侵入して発症します。寒邪は月経不順、月経痛、帯下病、胎動不安、堕胎小産、産後発熱、産後痛の原因となります。熱邪は月経過多、崩漏、胎漏、…
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病因 1. 六因致病 六因の邪、すなわち風邪、寒邪、暑邪、湿邪、燥邪、火邪(熱邪)が侵入して発症します。寒邪は月経不順、月経痛、帯下病、胎動不安、堕胎小産、産後発熱、産後痛の原因となります。熱邪は月経過多、崩漏、胎漏、…
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膀胱には利尿、利水、昇化(気化)、解毒の働きがあります。膀胱の利水作用を高める方剤は越婢加朮湯、小青竜湯ですが、その他に膀胱に関する漢方薬として桂枝湯、麻黄湯、葛根湯があります。これらは六病位でいうと太陽系の薬となり、風…
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オケラの根茎を乾燥させたものを生薬にしたものです。日本ではオケラを用いますが、中国では大型のオオバナオケラを用います。生薬のサイズも中国産の方がかなり大きくなって、上質とされています。
生薬の不要な部分を取り除いたり、加熱して変性させたりする工程を修治といいます。不要な部分を取り除くことにより効果を高め、有害部分を排除することができます。熱を加えることにより殺菌や乾燥の促進、臭気の軽減、効果の増強、副作…
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生薬には産地や品質、収穫時期などにより品質の良しあしが生じますが、大地の恵みを最大限に生かした高品質のものを使う「地道薬材」という概念が基本にあります。 葛根 葛根湯でお馴染みの葛根は、クズの根を乾燥させて生薬にしたもの…
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漢方治療の方が西洋医学的標準治療よりも優れている場合 こむらがえり 芍薬甘草湯 認知症に伴う行動・心理症状 抑肝散 インフルエンザの初期 麻黄湯 急性胃腸炎の初期 五苓散 血球貪食症候群 …
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西洋医学は問診の後、診察と検査をもとにして診断を行い、その診断に基づいて治療を行います。同様に中医学(漢方医学)では四診、弁証、治則、方剤と決まった順序で治療を行います。 四診 中医学の診察・検査法は望診、…
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現代の西洋医学では、身体に生じる症状や病気を部位別あるいは臓器別に捉えるのに対し、精神と肉体を一体とみなした「全人的治療」を行うのが漢方医学です。漢方という言葉は、従来の日本の医学を西洋医学と対比するため江戸時代中期に名…
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東洋医学では、口腔は経絡(気血が流れる道)を通じて全身と広く深く関連していることから、お口の病気は五臓六腑(内臓)の失調が原因であると捉えられています。近年、漢方は歯科にも広く普及しはじめ、最近では口腔を一つの臓器として…
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中国では想像上の動物である玄武、白虎、青竜、朱雀を四神と呼び、これらの名の付いた漢方薬が存在します。即ち含まれる生薬の色が黒、白、青、赤(朱色)である玄武湯、白虎湯、小青竜湯、朱雀湯がそれに該当します。 玄武に因んだ玄武…
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