膀胱炎後の残尿感
山本篤志先生(西条ときわクリニック)の症例です。50代女性の膀胱炎に対して抗生物質と五淋散(膀胱湿熱)を処方し、症状は軽減しましたが、残尿感が残りました。膀胱湿熱を治めるために竜胆瀉肝湯を追加し、さらに排尿に関する不安感…
≫続きを読む
山本篤志先生(西条ときわクリニック)の症例です。50代女性の膀胱炎に対して抗生物質と五淋散(膀胱湿熱)を処方し、症状は軽減しましたが、残尿感が残りました。膀胱湿熱を治めるために竜胆瀉肝湯を追加し、さらに排尿に関する不安感…
≫続きを読む
1. 憂鬱傷神型 頭がボーとして正しい判断ができず、動悸、息切れといった症状があります。悪化するとイライラしてじっとしていられなくなり、幻覚が生じます。治則は養心安神で、甘麦大棗湯を用います。 2. 心脾両虚型 心(…
≫続きを読む
うつを表す漢字に鬱と欝があります。日本語ではどちらも同じ意味ですが、中国では区別があるのではないかと邵輝先生に尋ねてみました。やはり違いがあるそうです。 鬱は気の停滞を表す場合に、欝は血の停滞を表す場合に用いるそうです。…
≫続きを読む
8月の研究会で尹国有『中医弁治』の慢性心不全の症例を抄読しました。溶連菌感染によるリウマチ熱からリウマチ性心疾患に罹患し、僧帽弁狭窄症が生じました。心腎不足、肺気失宣、痰飲内阻と弁証し、心、肺、腎の機能を高める煎じ薬を処…
≫続きを読む
東儀洋先生(赤羽牧洋記念クリニック)の50代女性のテニス肘の治療例です。腎陽虚、心腎不交、営衛不破が見られたため、桂枝加竜骨牡蛎湯と八味地黄丸を処方しました。6週後には右肘の痛みが消失していました。
風湿性心臓病 リウマチ性心疾患 心房繊顫 心房細動 心衰 心不全 洋地黄 ジギタリス 調剤 粉薬(散剤)に水や酒を加えてペースト状にして服用する 舒筋 筋肉の強張りを取る 随訪 …
≫続きを読む
8月の研究会で尹国有『中医弁治』の慢性心不全の症例を抄読しました。溶連菌感染によるリウマチ熱からリウマチ性心疾患に罹患し、僧帽弁狭窄症が生じました。心腎不足、肺気失宣、痰飲内阻と弁証し、心、肺、腎の機能を高める煎じ薬を処…
≫続きを読む
肝癌の病因病機は「本虚標実」です。本虚とは脾気が不足して正気が損なわれることで、標実とは邪毒が内蘊して気血が瘀滞し、痰湿が蘊結することです。簡単に言えば、胃腸の調子が狂うと発癌物質やウイルスにさらされやすくなり、免疫力が…
≫続きを読む
中医学では、アトピー性皮膚炎は食物中の抗原物質が腸管周囲の血管から体内に取り込まれ、皮膚表面に運ばれて感作することにより発症すると捉えられています。腸管周囲の血管から体内に取り込まれる際に重要な役割を果たす物質が小麦粉に…
≫続きを読む
口腔やその周囲の炎症 歯周炎、口内炎、扁桃炎、副鼻腔炎 脾胃積熱 脂っこいものや辛い物を食べすぎると胃熱が生じて火熱が上蒸する 悩み、抑うつ、怒りが肝を傷め、気鬱化火から肝火が胃に移る 胃気欝滞が続き、火熱して胃熱が生じ…
≫続きを読む