中医学研究会
月に一度ZOOMで開催されている中医学の研究会です。板阪和雅先生(板阪内科小児科医院)の1症例目は不随意運動が問題となっていました。不随意運動の原因として、以下の3つの可能性が考えられました。 筋の過緊張 芍薬、甘草、…
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月に一度ZOOMで開催されている中医学の研究会です。板阪和雅先生(板阪内科小児科医院)の1症例目は不随意運動が問題となっていました。不随意運動の原因として、以下の3つの可能性が考えられました。 筋の過緊張 芍薬、甘草、…
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①糖尿病、腎障害、貧血など全身性あるいは代謝性の病気によるもので、唾液腺には異常がなく、水分不足による唾液量の減少によって起こるドライマウス ②うつ病、ストレスなど神経性のドライマウス。また抗不安薬、抗うつ剤、抗アレルギ…
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30代 女性 教師 主訴 口腔粘膜の接触痛、冷温水痛 現病歴 20代の頃から口内炎が多発し、近年は年間300日ほど口内炎ができている。市販のトラフル錠を内服していたが、最近は効かなくなった。体重がどんどん低下している。ベ…
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現病歴:4か月前から常時苦みを感じるようになった。苦みを感じ始めてから舌尖部が痛くなり、口臭も気になるようになった。消化器外科でGIF受けるも異常なし、耳鼻咽喉科でも異常なしといわれ、いずれも特に治療はなかった。 既往歴…
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主 訴:舌が動きにくく、ろれつが回らない 現病歴:2か月前に症状が出現した。脳神経外科、耳鼻咽喉科、口腔外科を受診し検査を受けるも異常がないと言われ、特に治療はなかった。その後、舌のしびれ(知覚)、のどの渇き、飲み込みに…
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慢性気管支炎の症例に対してよく用いられる定喘湯の加減法を処方したところ、効果が得られませんでした。定喘湯は白果、麻黄、蘇子、甘草、款冬花、杏仁、桑白皮、黄芩、半夏の9味からなる方剤で、白果とは銀杏のことです。定喘湯は宣肺…
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山本篤志先生(西条ときわクリニック)の症例は病気不安症による息苦しさ、前胸部の圧迫感と熱感、手足の冷えでした。弁証は心血虚と心虚煩躁でした。方剤は桂枝加竜骨牡蛎湯、桂皮末、甘麦大棗湯が用いられました。 息苦しさは腎不納気…
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板阪和雅先生(板阪内科小児科医院)の第二症例は、頭重、眩暈、のぼせ、動悸の訴えがありました。弁証は気陰両虚、浮陽、痰湿でした。気虚と陰虚により陽が上昇し、のぼせが生じました。これに痰湿が加わって頭重、めまい、動悸が強くな…
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板阪和雅先生(板阪内科小児科医院)の第一症例は、ストレスが溜まると軟便、食欲低下などの症状が出やすいという訴えもありました。もともと脾虚の患者さんなのですが、ストレス(肝気の変化)によって脾胃の機能が低下する「脾虚肝乗」…
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板阪和雅先生(板阪内科小児科医院)の第一症例は、手足が自然に震えるトレモール(振戦)が主訴でした。この原因は肝風と考えられました。肝腎陰虚になると陰液が不足しているために陽を制御できなくなります。陽は上昇して内風が生じま…
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