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ブログ

かつて舌痛症が神経障害疼痛とされた根拠

かつて舌痛症が神経障害疼痛とされた根拠
論文・記事 2023年12月22日

日本大学口腔内科学講座の今村佳樹教授の講演です。舌痛症の原因については諸説ありました、神経障害性疼痛であるという説が有力となった時期がありました。その根拠として、筋活動を観察した研究と病理組織標本を観察した研究があります…
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舌痛症患者は痛みを抑える力が低下している

舌痛症患者は痛みを抑える力が低下している
学会・研究会 2023年12月21日

日本大学口腔内科学講座の野間昇教授の講演です。中枢感作している慢性疼痛患者に痛み刺激を加えると、当然ですが痛みを感じます。痛み刺激と同時に体の別の場所をさするといった条件刺激を加えると、痛みが軽くなります。これは下降性疼…
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α-リポ酸

α-リポ酸
学会・研究会 2023年12月20日

学生時代に習った生化学の授業のひとつの大きなヤマはブドウ糖の代謝です。ブドウ糖は解糖系でアセチルCoAに代謝されてクエン酸回路に入り、エネルギー産生、CO2の産生、代謝水の生成、タンパクや脂質への変換、糖新生などの反応へ…
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舌痛症の治療法

論文・記事 2023年12月19日

佐藤淳先生(北海道大学口腔診断内科)が110篇の舌痛症の総説を元にして舌痛症の治療法のランク付けをしました。 1位 クロナゼパム局所療法 2位 α-リポ酸 3位 認知行動療法 低出力レーザーや舌プロテクターもトップ10入…
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舌痛症に効くサプリメント

論文・記事 2023年12月18日

Burning Mouth Syndrome(舌痛症)に対してはクロナゼパムの外用や3環系抗うつ薬、SNRI、プレガバリンの内服など薬物療法がおこなわれます。佐藤淳先生(北海道大学口腔診断内科)が59篇の舌痛症の総説から…
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神経細胞の受容体に応じた舌痛症治療薬の選択

神経細胞の受容体に応じた舌痛症治療薬の選択
学会・研究会 2023年12月15日

鶴見大学口腔外科を定年退職された中川洋一先生の講演です。日頃利用されている舌痛症治療薬を紹介されました。 GABAA受容体  ロフラゼプ酸エチル α2受容体、セロトニン受容体  SNRI、SSRI、チザジニン ドーパミン…
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DMAT所属の歯科衛生士

DMAT所属の歯科衛生士
学会・研究会 2023年12月14日

厚生労働省が組織する災害派遣医療チーム(DMAT)には歯科関係者がたった1人しかいません。その1人である歯科衛生士がコロナ禍の初めの都市である2020年に旭川市で複数のクラスターが発生した際に、現場の1つである病院に派遣…
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掌蹠膿疱症患者の口腔細菌叢の変化

掌蹠膿疱症患者の口腔細菌叢の変化
学会・研究会 2023年12月13日

秋山友理恵先生(東京都立墨東病院歯科口腔外科)の研究です。掌蹠膿疱症患者の口腔細菌叢(口腔マイクロバイオーム)を健康成人と比較してみると、唾液中のProteobacteria属、Prevotella属、Haemophil…
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輪王寺

論文・記事 2023年12月09日

世界遺産の3件目は輪王寺です。登山用のリュックを担ぎ、学会用の旅行鞄を抱えて回っていたのでかなり疲れていました。最後の三代将軍家光の廟所までの登りは大変でした。

歯科用マイクロスコープ

薬剤・機材 2023年11月14日

「OPMI pico MORA / S100」 歯科専用の顕微鏡であるマイクロスコープは虫歯の除去、レジン充填、根管治療、歯根端切除術のいずれのステップにおいても、肉眼下の作業とは比較にならないほど高精度な治療を実現する…
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