当帰四逆湯 当帰、桂枝、芍薬、細心、炙甘草、通草、大棗の7味で当帰四逆湯は構成されています。血虚体質の人の肝経に寒邪が侵入し、四肢が冷えた場合に用います。これが厥陰病の血虚肝寒の証で、細脈となります。 四肢の冷えは少陰病で陽が虚して陰が盛んになった際にも見られます。この場合は微脈が見られますが、こちらも当帰四逆湯を用います。