口腔外科・口腔内科 情報センター|大阪

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上皮真珠

乳歯が生えてくる前の歯肉の部分すなわち歯槽提に白くて丸い膨らみが幾つもできることがあります。この膨らみをセレスの上皮真珠といいます。これは歯ができる際の余分な組織が残って角質化し、丸い真珠のようになったものです。

上皮真珠ができるわけを理解するためには歯ができる仕組みを知ることが必要です。歯の形成の最初の段階は歯槽提の粘膜の一部がくぼみ、歯槽骨の中に入っていくことです。骨の中に延びて入っていった粘膜を「歯提」といいます。次に歯提の先端が丸く膨らんで「歯蕾」が形成され、この中で「歯胚」が生じ乳歯が生まれてくるのです。歯槽提と歯胚を結ぶのが歯提であり、この歯提が角質化して丸くなったものが上皮真珠なのです。

上皮真珠は上顎前歯部に群れで生じることが多く、臼歯部や下顎にも生じます。乳歯が生えてくるまでには自然に消失するため、治療は特に必要ありません。中にはポロリと取れてしまうこともあります。

上皮真珠    

症例写真1

   

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