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噛みしめ呑気症候群の治療方法

前述の通り、噛みしめ呑気症候群の最大の原因はストレスであるため、まずは自分のストレスに気付くこと、そしていつも下アゴをリラックスさせておくことが肝心です。また、スプリントを歯科で作成し、装着することによって、噛みしめを防止するという方法もあります。しかしながら、それらの方法では改善されないケースもたくさんあります。

噛みしめ呑気症候群に対して理想的な治療法は、心身医学療法とスプリント療法、つまり心療内科と歯科との共同治療ということになります。心身医学的治療法では、頚肩部の筋緊張や噛みしめを誘発するような精神病理、あるいはストレス病理となる心理的・社会的な背景を考慮した治療を行いますが、今のところこの病気を取扱う心療内科医は少ないようです。従って、現時点では歯科における「スプリント療法」が治療の中心となっています。

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