口腔外科・口腔内科 情報センター|大阪

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抜歯した親知らずの手前の奥歯が痛い

2015/4/19

相談: (55歳 女性)

よろしくお願いします。3月の終わりに右下にある親不知を切開して抜きました。傷口はほぼ良くなってきましたが、奥歯が痛くて何も食べられません。医者は筋肉痛だから両方の歯で食べるようにと言うのですが、とても痛く筋肉痛だとは思えません。なぜこんなに痛いのか考えられることを教えてください。

回答:口腔内科 樋口均也

抜歯した親知らずの手前の奥歯(臼歯)が痛いということですが、抜歯との関連については両方が考えられます。抜歯と関連している可能性とは、抜歯の際手前の歯に無理な力が加わり、歯周靭帯を損傷してしまったケースです。その場合は自然治癒を待つしか方法はないでしょう。また、神経まで損傷が及んでいる場合は、神経を抜かないと痛みが治まらないかもしれません。

抜歯によって手前の歯の根がむき出しの状態となり、刺激を受けてしみて痛んでいる場合もまた、神経を抜く必要があります。仮に顎骨腫瘍や顎骨のう胞、顎骨骨髄炎のために親知らずを抜歯された場合は、その病変が残存している以上は痛みが持続しても不思議ではありません。

親知らずと関連しない痛みについても、さまざまな可能性が考えられます。歯が痛くなる理由には虫歯や歯周病、歯の破折、根尖病変、詰め物やかぶせ物の壊れや外れなどがあります。これらに該当する問題があるのかもしれません。

一方、歯に問題がなくても歯が痛む場合があります。歯ぎしりや食いしばりからくる筋・筋膜痛、神経障害性疼痛、三叉神経痛、副鼻腔炎、ヘルペスウィルスの感染、狭心症や心筋梗塞から生じる痛み、頭痛、脳卒中や脳腫瘍による痛みの他、ストレスなど心理的な問題から生じる痛みもあります。

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