口腔外科・口腔内科 情報センター|大阪

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目の奥の痛みを伴う顔面痛

2014/3/14

相談: (39歳 女性)

上顎の歯が痛み出してから数年経ちます。その後、目の奥の痛みを伴い、顔面痛を発症しております。現在、食い縛りもあるので、ナイトガードを装着していますが、仕事や運転をすると、必ず左側の目、歯、顔面が痛くなり、痛み止を飲んで休むの繰返しです。

以前顎関節手術、網膜剥離手術をしており、眼科、歯科に通院していますが、原因がわかりません。歯科の先生は、三叉神経の可能性を指摘され、脳神経を診察してみてはどうかとのご意見です。

大学病院で検査、治療をしないといけないのか、どこの科に行けば痛みがとれるのか、悩んでおります。

回答:口腔内科 樋口均也

上顎の歯の痛みがあることから虫歯や歯周病、歯根破折、根尖病変、骨髄炎などの可能性が考えられます。また、目の奥の痛みは緑内障、視神経炎、眼精疲労など目の病気の可能性が疑われます。

しかしながら歯科や眼科で原因不明と判断された場合は、上記の病気は該当しないのでしょう。三叉神経痛は瞬間的な激痛が特徴ですが、痛みは短時間で消失します。一定時間痛みが持続するのであれば、三叉神経痛の痛みではなさそうです。

ご相談の内容から、上顎や眼球の近くにある上顎洞や節骨洞、蝶形骨洞などの副鼻腔に炎症が生じる副鼻腔炎の可能性が考えられます。一度、耳鼻咽喉科を受診されることをお勧めします。

一方、食いしばりがあると上顎や眼球に痛みが起こる場合があります。夜間はナイトガードを装着されているようですが、日中の食いしばりについても注意が必要です。

片頭痛や群発頭痛は目の奥や上顎に痛みを感じる場合がよくあることに加え、脳腫瘍や脳卒中による痛みの可能性もあります。診療科は神経内科や脳神経外科となりますが、MRIやCTが設置されている病院であれば、必ずしも大学病院を受診する必要はないでしょう。

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