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COVID‐19 アップデート

論文・記事 2022年08月30日

大阪大学大学院医学系研究科感染制御学講座の教授の忽那賢志先生の講演です。8月18日に大阪府三師会全役員懇談会での内容です。

コロナに感染した人の割合を示す抗N抗体陽性率は5%前後であり、このことはオミクロン株に感染しやすい状況が続いているということらしいです。ワクチンによる抗体が付いている割合を示す抗S抗体陽性率は9割前後であり、このことは上焦化しにくいということらしいです。

4回目のワクチンの是非についてです。ワクチンによる感染予防効果は半分以下で長続きしません。そのため、医療関係者が流行初期に打つ場合にのみ、感染予防の役に立つようです。上焦化予防効果はまだまだあるため、基礎疾患があったり高齢者だったりすれば、重症化予防にワクチンを打つべきです。

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