中医学研究会 2022年2月
2月の研究会での傷寒論は厥陰病の続きでした。傷寒に罹患してから6~7日たっていても陽明不実にはなっていない場合に、裏熱を取ろうとして瀉下すると上熱下寒、虚実挟雑の複雑な病態に陥ってしまします。このような治療の失敗をリカバ…
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2月の研究会での傷寒論は厥陰病の続きでした。傷寒に罹患してから6~7日たっていても陽明不実にはなっていない場合に、裏熱を取ろうとして瀉下すると上熱下寒、虚実挟雑の複雑な病態に陥ってしまします。このような治療の失敗をリカバ…
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理想的にはがん治療が始まる前に歯科治療を終えておくことが望ましいのですが、現実には歯が悪いままがん治療に突入してしまいます。化学療法の最中には歯の治療はできないので、化学療法の合間の3週間を利用することになります。 この…
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病気がちな患者さんに対して歯の治療をする際には、たいてい持参しているお薬手帳をチェックする必要があります。内科で処方されている薬を見ればどのような病気に対して治療されているのかが推測できます。注射薬の場合はお薬手帳に記載…
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日本人の新型コロナウイルス感染症患者28人の血液を採取し、重症化リスクを調べた研究です。その結果、IFN-λ3、IL-6、IP-10、CXCL-9、CCL17が住所化を予測できることが分かりました。CCL17の低値は重症…
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日本人の新型コロナウイルス感染症患者6873人を3つの年代に分けてリスク因子に重みづけをし、重症化リスクを予想しようとした研究です。それぞれの年代でリスク因子の顔ぶれとその点数が異なりますが、18~39歳では6点以上、4…
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新型コロナウイルス感染症では多くの場合、咽頭痛や微熱などの風邪のような症状が1週間ほど続き、自然に治っていきます。無症状でなんともない人を含めると8割の人にとってはたいしたことがない病気です。しかし高齢者を中心として15…
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無症状のPCR陽性者をすべて入院させると、その後に発生した治療の必要な有症状者が入院できなくなってしまう問題があります。一方で無症状者をすべて自宅療養とすると、家庭内感染が多発します。人に感染させ得る無症状者を見極めて療…
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中国や欧州で国家が主導してワクチンパスポートの態勢を整えようとしています。日本ではデジタル庁が主管してワクチンパスポートを準備していますが、スマートヘルスカードという民間主導のものを利用しています。これは日米共通の仕組み…
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臨床検査会社「BML」から送られてくる季刊誌『Vita』にコロナへの医療的な対応を総括する座談会の内容が26ページにわたって掲載されていました。この座談会は1月8日に開催されたので最新の情報ではありませんが、この2年間の…
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国際口腔顔面痛分類第1版(ICOP-1)でコメントされている疾患が多数あります。 天疱瘡 粘膜上皮細胞間接着構造デスモゾームの接着分子であるデスモグレインが標的として攻撃されます。その結果、上皮内に水泡が生じ、自壊して粘…
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