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漢方治療 の記事一覧

真武湯

附子、芍薬、生姜、蒼朮、茯苓の五味から成る腎陽虚の代表方剤です。附子で体を温め、蒼朮、茯苓で利水します。強い冷えにより下痢や腹痛が生じ、めまいや動悸などの水滞がある病態に適します。

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参苓白朮散

蓮肉、薏苡仁、縮沙仁、桔梗、扁豆、茯苓、人参、甘草、白朮、山薬の十味から成る方剤で、脾気陰両虚に対する代表方剤です。連肉、人参、山薬には補気作用があり、蓮肉、薏苡仁、扁豆、山薬には滋陰作用があるため、気陰両虚を補います。…
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口臭い症

中医学では消化機能に異常が生じることで口臭が発生すると考えられています。口臭は以下の4弁証に分類できます。 脾陰虚 脾気虚による機能低下に口腔粘膜や咽頭粘膜の乾燥が加わり、口臭が生じます。健脾補陰のため、参苓白朮散を用い…
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歯周病

歯周病を弁証すると以下の4タイプに分類されます。 脾血虚 脾には消化吸収の機能があります。正常に機能していると唾液が分泌され食べ物も美味しく感じられますが、異常をきたすと味が変化し、歯肉から出血して歯周病や口臭の原因とな…
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TAO東洋医学会

学会や研究会と重なって欠席が続きましたが、半年ぶりで7月のTAO東洋医学会に参加しました。午前の邵輝先生の講義で清熱剤が取り上げられたこともあり、漢方薬の飲み比べは黄連解毒湯と排膿散及湯でした。 黄連解毒湯はとても苦い薬…
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心血虚

思慮過度、失血、脾虚、熱をいった原因で血の化源不足が生じ、心が血の栄養を受けられない状態を心血虚といいます。感情がよくないことが続くと陰血が消耗するともいえます。症状として、めまい、動悸、不眠、健忘が生じます。 代表方剤…
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