病因 1. 六因致病 六因の邪、すなわち風邪、寒邪、暑邪、湿邪、燥邪、火邪(熱邪)が侵入して発症します。寒邪は月経不順、月経痛、帯下病、胎動不安、堕胎小産、産後発熱、産後痛の原因となります。熱邪は月経過多、崩漏、胎漏、…
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ブログ
婦人科疾患
感染症センター

大阪大学人間科学部と生命機能研究科の間に楕円形のビルができていることに気づきました。正面に回り込んでみると「大阪大学・日本財団 感染症センター」の看板が掛かっていました。この建物は3月24日に完成したばかりで、安藤忠雄氏…
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虫歯が痛いのはなぜ?
1.虫歯の痛みとは ほとんどの人が、虫歯で痛い思いをした経験をお持ちですよね。虫歯というものは、ある程度の痛みまでは我慢してやり過ごせますし、何日かあるいは何週間か我慢しているうちに痛みがなくなることもあります。実のとこ…
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婦人科疾患
病因 1. 六因致病 六因の邪、すなわち風邪、寒邪、暑邪、湿邪、燥邪、火邪(熱邪)が侵入して発症します。寒邪は月経不順、月経痛、帯下病、胎動不安、堕胎小産、産後発熱、産後痛の原因となります。熱邪は月経過多、崩漏、胎漏、…
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不妊症
中医学の弁証では不妊症の原因は冷え(寒証)、虚証、炎症(熱証)に大別できます。飲食物や生活習慣が原因となって子宮が冷えてしまうと、温かい場所を好む卵子が着床できないため、食生活などの改善とともに当帰四逆加呉茱萸生姜湯や温…
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口腔疾患に有効な漢方薬

大阪大学歯学部記念会館で大阪歯科大学の王宝禮教授の臨床談話会が開催されました。「口腔疾患に有効な漢方薬」というテーマでしたが、冒頭では緒方洪庵の適塾から大阪大学歯学部につながる歴史や日本漢方の歴史を解説されました。 漢方…
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膀胱炎後の残尿感

山本篤志先生(西条ときわクリニック)の症例です。50代女性の膀胱炎に対して抗生物質と五淋散(膀胱湿熱)を処方し、症状は軽減しましたが、残尿感が残りました。膀胱湿熱を治めるために竜胆瀉肝湯を追加し、さらに排尿に関する不安感…
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うつ病
1. 憂鬱傷神型 頭がボーとして正しい判断ができず、動悸、息切れといった症状があります。悪化するとイライラしてじっとしていられなくなり、幻覚が生じます。治則は養心安神で、甘麦大棗湯を用います。 2. 心脾両虚型 心(…
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鬱と欝
うつを表す漢字に鬱と欝があります。日本語ではどちらも同じ意味ですが、中国では区別があるのではないかと邵輝先生に尋ねてみました。やはり違いがあるそうです。 鬱は気の停滞を表す場合に、欝は血の停滞を表す場合に用いるそうです。…
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中医学研究会

8月の研究会で尹国有『中医弁治』の慢性心不全の症例を抄読しました。溶連菌感染によるリウマチ熱からリウマチ性心疾患に罹患し、僧帽弁狭窄症が生じました。心腎不足、肺気失宣、痰飲内阻と弁証し、心、肺、腎の機能を高める煎じ薬を処…
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