知母、黄柏、地黄、山茱萸、山薬、牡丹皮、茯苓、沢瀉で構成された方剤です。これは陰虚の代表方剤である六味丸に知母、黄柏ものです。知母と黄柏はいずれも清熱作用があり、陰虚に陽亢が加わった腎陰虚火旺には知柏地黄丸が用いられます。ちなみに黄柏は下焦の熱を取る働きがあり、下焦である腎の熱を取るのに適しています。
知柏地黄丸
知柏地黄丸
知母、黄柏、地黄、山茱萸、山薬、牡丹皮、茯苓、沢瀉から構成された方剤です。知母と黄柏にはいずれも清熱作用があり、陰虚に陽亢が加わった腎陰虚火旺には知柏地黄丸が用いられます。ちなみに黄柏は下焦の熱を取る働きがあり、下焦である腎の熱を取るのに適しています。