月に一度ZOOMで開催されている中医学の研究会です。板阪和雅先生(板阪内科小児科医院)の1症例目は不随意運動が問題となっていました。不随意運動の原因として、以下の3つの可能性が考えられました。 筋の過緊張 芍薬、甘草、附子が必要となります。四逆散と炮附子を処方しましたが、無効でした。 痰熱 竹筎温胆湯と抑肝散を処方しましたが、無効でした。 寒痰 五積散で温めて痰を取り除くと、3日後に症状が消失しました。