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ドライマウスの治療

口腔内科 2022年06月06日

ドライマウスの治療は、対症療法が中心になります。内服薬では唾液の分泌促進効果のある塩酸セビメリンが一般的ですが、今のところシェーグレン症候群以外は保険適用外となっています。またドライマウスには漢方治療が有効で、白虎加人参湯や麦門冬湯、温経湯、八味地黄丸などを組み合わせて処方します。その他の方法としては人工唾液やさまざまなタイプの保湿剤、就寝時に使用するモイスチャープレート(保湿装置)など多種多様に揃っていますが、心身医学的アプローチを行う場合もあります。

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