ひぐち歯科、口腔外科・口腔内科メディカルインフォメーション |

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舌痛症の検査法

  1. 視診、触診
  2. 唾液検査
  3. ふき取り培養法とスメア検査
  4. 血液検査
  5. 心理テスト
  6. アレルギー検査
  7. 組織生検
  8. 痛みの記録

視診、触診

舌や口蓋などの粘膜の色調や表面性状、乾燥の有無、舌苔などの付着物を観察します。

唾液検査

安静時と刺激時の唾液分泌量、pH、緩衝能、濁度、沈殿の状態から、粘膜の乾燥や荒れの有無を調べます。

ふき取り培養法とスメア検査

ふき取り培養法は粘膜を綿棒でふき取って培養し、カンジダ菌発生の有無を調べます。スメア検査では綿棒でふき取った後スライドガラスにこすり付け、顕微鏡でカンジダ菌の有無を観察します。

血液検査

赤血球、血色素量、ヘマトクリットなどにより、貧血の有無や種類を知ることができます。また、肝機能障害や亜鉛不足、ビタミン不足、糖尿病の問題の有無も調べます。

心理テスト

抑うつや不安、神経症的性格などについて調べます。

アレルギー検査

歯科用金属、食物、薬物に対するアレルギーの有無を調べます。

組織生検

粘膜の一部を切り取って採取し、病理組織検査を行います。

痛みの記録

痛みの程度を線の長さや似顔絵などで表現し、その変化を記録します。痛みの詳しい内容を記入する質問票や痛みの日記も利用します。

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