口腔外科・口腔内科 情報センター|大阪

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口やのどの乾燥、粘膜の不調、膿栓

2009/3/10

相談:(37歳 女性)

口腔内のことに関することで、御相談です。私は、19歳の時、歯が着色していたため、前歯を12本、見える部分のみ、保険外の義歯にしました。受験直後で、体が疲れていたところに無理やりしたため、歯茎の状態が良くないところに、義歯にして、歯周病になり、2年後、違う歯科医院で、歯茎の治療も兼ねて、再度義歯を入れ替えざるをえなくなりました。それから、ちゃんと通院して、歯石除去などしてもらっていればよかったのですが、何も説明されないままの治療に、恐怖をいだき、それから数年歯科にいかずじまいでした。歯周病は、歯磨きを毎日するだけでは不十分で、その後、仕事について、歯茎の状態が急激に悪くなり、右奥歯がぐらついてきたので、やむなく歯科へいき、右下奥歯は失うことに。それから定期的にメインテナンスにいっておりましたが、あまり何も言わない歯科の先生でしたので、新しくできた歯科に移ることにしました。それが28歳の時で第1子を産んだあとでした。次に第2子を32歳で産み、その後35歳まで定期的にメインテナンスに通院しておりましたが、保険外の義歯でもあまり高いものではないものをいれていたので、口の状態がただれたような感じで、すごく不快感をかんじておりました。第1子を産んだあとも咳が自分で気にはなっておりましたが、第2子を産んで1年8か月後くらいにかかったインフルエンザでは、肺炎になったりして、おそらく口の中の状態が悪いためだと自分で感じておりました。

それから、次の年の夏ごろ、前歯も、歯間が開いてきて、発音などに問題がでるようになってきたので、思い切って、前歯だけでもセラミックのものに変えてもらうことにしました。今から2年前の夏ごろのことです。私は、前歯のみのはずが、歯並びも改善できればとか院長先生が言われて、3本ずつつないだ状態で、奥歯まで、全体をかぶせてしまわれました。この治療後、口の中の菌ケン環境が変わったためと思いますが、まず、その年の冬にひいた風邪では、真っ黒い痰がでて、咳と痰から、10日間声がでなくなる状態になりました。それから、なぜか、気道が狭くなり、呼吸がくるしくなって、病院にかけこみ、2度、酸素吸入をしてもらいました。

それから、口の奥の唾液の分泌がほとんどといってよいくらいなくなり、夜中、寝ている間に口中が乾燥するので、マスクをして寝たりしておりました。また、体温の低下に夜中目覚めるようになり、夜中、寒気がして、目覚め、体温を測ると35度台前半で、体がおかしくなっているとおもっていました。発がんしていたのだと思います。それから、体温を昼間でも努めて測るようにしておりました。昨年の夏ごろからは、体温低下、特に夜中急激に体温が低下することは、なくなったものの、昼間、足先が冷たくなったりするのが気になっております。並行して、のどの粘膜が薄くなっているのに気づいていました。耳鼻科へ頻繁に通い、見てもらっていましたが、歯を全体、セラミックに変えられたことが第一の原因と思います。のどの粘膜がうすくなっていて、毎日のように喉を鏡で見ておりまりました。昨年の1月頃、のどを見たくない状態になり、しばらく1、2週間くらいでしょうか、見ないでいたところ、膿(膿腺ですか?)が八の巣のようについて、はじめは、片方の口蓋扁桃腺がキラルな状態といいますか、そりたったような状態になり、それからすぐにもう片方も穴があいて、そりたったような状態になり、私は、口の中を見るのが、恐ろしくて・・・。で、その状態の時に、耳鼻咽喉科に行ってみてもらっていたらよかったのですが、仕事で行けずに、その後、耳鼻科で見てもらったところ、「なんかになりよったね。こがんならんごとしとかんばやった。」と言われました。

片方の血行が悪いのか、左側に膿がつきやすく、それを医療用の固い耳かきのようなもの(救急箱にはいっていたもの)で、膿を自分で出していたので、それが原因で、ぼつぼつ扁桃腺に穴があいたような状態になっています。粘膜が、薄くなってきてから、昨年の年末から、1月頃、右側の口蓋扁桃腺から、膿腺の大きな塊がでてきて、それから、しばらくして、反対側からもでてきました。耳鼻科の先生に言ったところ、それは、口蓋扁桃腺表面で反応しているから、と言われるだけでした。歯科では、こういうふうに、全体した院長先生は、逃げたようにして、よくみてくれずに衛生士の人に見せていました。それから、他の歯科でみてもらったところ、耳鼻科でもいわれましたが、左側が潰瘍になる前、とにかく、今、がんになる前とかいわれます。

膿腺は、1か月に一度くらいのペースで、出る感じでしたが、右側の口蓋扁桃腺からは、2センチくらいの大きさの塊がでてきて、穴が開いた状態です。検査とかしてもらわなくても大丈夫なのでしょうか?昨年の春ごろ、受信した内科の医院の先生に、首のあたりが痛くてと言って受診した時に、「なんかになっているのかな?診ていこう。」と言われた時にずっと診てもらっていればよかったと、思いますが、医者の受診の仕方もいろいろ考えております。内視鏡とかで、口の奥のほうを一度見てもらったほうがよいと思っていますが。左首のあたりが痛いのは、口蓋扁桃腺に膿がついていたいのだと思いますが、どうでしょうか? 歯科の先生が、自分が全体したから、と、思われているそうです。私も、だからこのような状態になっているのだと思います。

なんかになっているのかな、と耳鼻科の先生も「歯がね。」と、受信するたびに言われていました。今年の冬は、仕事せずに、ゆっくりしているので、風邪等で病院へかかってはおりません。 衛生士さんに聞くと、院長先生が、「入れ歯にするつもりやった」と。 こうなった件で医療相談センター の弁護士にも相談に行きました。歯科には、どのように責任追及すればよいでしょうか?

また、検査等、医者の掛かり方など教えていただけないでしょうか?よろしくお願いいたします。

回答:口腔内科 樋口均也

「口の状態がただれたような感じ」「前歯も、歯間が開いてきて」「入れ歯にするつもりやった」という表現から、歯周病が全体的に進行して歯にガタが来ていると考えられます。このような場合は歯周病に対するさまざまな治療のあと、人工的なクラウンやブリッジなどのかぶせもので歯を固定する「歯周補綴」という治療を行いますので、おそらくこのような治療を受けられたのだと思います。

一方、同時期から口やのどの乾燥、粘膜の不調、膿検などの症状が出てきたようですが、それらと歯の治療との関係についてはよくわかりません。しかし、おそらくあまり関係がないと思われることから、口やのどの不調について歯を治療を行った担当医の責任を追求することは、きわめて困難であると思います。

義歯とはクラウンかラミネートベニアのことと推測しますが、奥歯を含め治療が適切であったのか、また説明が十分であったか否かについては、メールの内容からは判断できません。治療を行った先生とよく相談するか、あるいは他の歯科を受診してみることをお勧めします。

歯の問題についてはかぶせ物(補綴)や歯周病について詳しい歯科医、中でも歯周補綴の専門家にかかるのがよいと思います。また、口やのどの不調については耳鼻咽喉科や口腔外科、あるいは心療内科や漢方を得意とする先生に診てもらうとよいでしょう。

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