口腔外科・口腔内科 情報センター|大阪

電話:072-646-8445

神経の治療中の歯から消毒液が染み出しており有害ではないかと心配です。

2008/06/24

相談: (45歳 女性)

虫歯のため神経をとった後、根の治療をしています。

初回はなんでもなかったのですが、2回目の根の治療をして頂いたその夜から、詰めたところから薬が染み出し始め、口の中がまずくてたまらなくなり寝ている時はのどに流れていく感じで何度も目が覚めてしまうため、3日後に詰め直してもらいました。でも2回目ほどではありませんが今回も少し口の中がまずいです。

1.こういうことはよくあることなのでしょうか。

2.また、歯に詰めた薬は、初回と2回目は、ペリオドンとホルモクレゾール(液状を脱脂綿に浸して詰めた)で、3回目は染み出しを防ぐため液状ではないカルシウム系のもの(薬品名は不明)だそうです。

これらの薬は口の中に染み出しても人体に影響はないのでしょうか。なんだか心配です。ちなみに根の治療は1週間に1度のペースです。どうぞ宜しくお願いいたします。

回答:口腔内科 樋口均也

お考えの通り、神経を取ったあと根の中に詰める消毒薬が、少しずつ漏れ出してしまったのでしょう。薬を詰めたあと、詰め物(仮封といいます)をしっかりとしていけば、漏れ出すことはなかったと思われます。ただし、実際は虫歯が進行していて大きな穴が開いた場合、きちんと仮封するのが困難なケースもあります。そのため、消毒薬がわずかに漏れ出すことは珍しいことではありません。

漏れ出した消毒薬が体に有害かというと、基本的には心配は不要です。仮にあるとすれば、周りの歯肉が白くなる程度で、それもしばらくすれば元に戻ります。ご指摘の通り、ペリオドンやホルモクレゾールをそのままなめると、苦くてピリピリします。しかし、それだけのことで特に体に異常が生じるわけではありません。薬が漏れ出すといっても、ごく微量なので害が出るとは考えにくいからです。

また、今までにペリオドンなどが漏れて健康被害が出たという報告は目にしたことがありませんので、特に心配することはないでしょう。

ページの一番上へ