2025年11月4日
相談: (27歳 男性)
唾液過多と呑気症に悩んでいます。15分に1度程度の頻度で口の中に唾液が溜まった感覚があり、放置しておくとかくっと意識的には発せられない通常の会話以上の大きさの音が口からして無意識に飲み込みます。
音が大きいので普段か意識的に飲み込むのですが、ごくっと喉がなったり、飲み込んだあとにゲップが出る、夕方以降にはお腹がぎゅるぎゅる音をたてます。今の時期は寒いこともあり、頻発するおならは漏れ出てとても臭いです。
質問は治療としてMFTをやってみようかと思うのですが、効果はあるでしょうか。現在歯科矯正中(外科手術を伴う)でMFTを知り、正しい嚥下(呑気症対策)とスポットポジション(低位舌による唾液過多の可能性を考えている)を身につければ、よくなるのではないかと考えています。
回答1:口腔内科 樋口均也
唾液の分泌過多でお悩みとのことですが、唾液が口の中に溜まる原因には、実際に唾液が出過ぎている場合と唾液の飲み込み(嚥下)がうまくできていない場合とがあり、どちらに該当するかは唾液分泌量を測定すれば判明します。唾液の嚥下に問題がある場合は、MFT(口腔筋機能療法)により正しい嚥下法を身に付けると改善できるでしょう。一方、唾液が出過ぎている場合には別の対応が必要となります。
本来、気管に入る空気が誤って消化管に入ってしまう呑気症には幾つかの原因がありますが、噛みしめ癖により口腔内が狭くなると口腔内の空気がのど(中咽頭)に移動し、唾液嚥下の際に空気まで飲み込んでしまうケースが多く見られます。この場合にはMFTより噛みしめ癖への対応が必要となります。また、嚥下がうまくできず、無理に嚥下しようとして空気を吸い込んでしまう呑気症の場合は、MFTにより正しい嚥下法を身に付けると改善できます。







